森繁通り◆
昨夜、俳優の森繁久弥さんの訃報が伝えられましたね。ご冥福をお祈りいたします。
ニュースで森繁さんの名前を久しぶりに耳にして・・・・
・・・思い出しちゃいました。自分の昔のこと
。と、いうのも・・・
高校を卒業して演劇の研究所に通うために上京し、生まれてはじめての1人暮らしをスタートさせた場所が、小田急線「千歳船橋駅」にある、風呂なしの4畳半一間のアパート。なんと、そのアパート!森繁久弥さんのご自宅、「森繁邸」の、まん前だったんです
間にある道路は、通称「森繁通り」といいました。
もちろん、そんなこと知ってた訳もなく、山形しか知らない自分は、ただただ都会は怖いというイメージがあって(笑)「騙されないように、騙されないように(と、心でつぶやきながら)」安くて安全な住処を探してただけなんですけどね。その後も小田急線沿いには、こだわっていたかな?やっぱり、当時演劇を夢見ていたワタシには、「下北沢」。それとなんとなく海につながる路線がいいな、なんて思ってたから。
そうそう、残念ながら、そのアパートに住んでいた間は、ご本人と会う機会はありませんでした。ゴミだししてたお手伝いさんらしき人と挨拶をかわした位で(笑)
千歳船橋は、大好きな町だった。近くの公園は思い出の場所。休みの日や夜、振り付けの確認をしたり、台本のセリフを覚えたり、役作りをしてた。(あんまり人がこなかったから
)その公園で役作りに励んだ記憶が、忘れられない作品がある。清水邦夫という人が書いた「行きずりの人々」(って、ずっと思ってたけど・・・「朝に死す」というタイトルかも・・・
台本、今も持ってるけど、タイトルがなくて、登場人物、男、女としか書いてないから・・・)という作品。研究生ひとりひとりに違った作品を課題として与えられるの。で、ワタシが、講師の俳優座の演出家から与えられた作品がこれ、でした。心に深い深い孤独を抱えた女。夜道端で、あることをきっかけに男と、出会う(どうも、男はカタギではないらしい・・・)。はじめはぎくしゃくしていた2人だったけど、抱えてた孤独はおなじ・・・。次第に開きかけていく心と、心。でも、、、朝になると2人は、、、美しい朝日の中で死を迎えるの。朝が来た時、2人は2人とも殺されてしまうの。すっごいでしょ~!!「こんなのできるのかっっ??」って思ったって、演出家は、「出来るはずだ」って言うわけよ~。でも、ほんとにこの作品好きで、この女を生きてみたい!!って思った。ワタシにとって、いろんな意味ですんごく大切な出会いだったな、って。で、相手役をやってくれたのは、同期生でありながら、清水邦夫の主催する「木冬社」の舞台にも実際に立っていたK君(元気かな?)しっかし、練習・・・すごかった・・・精神状態・・・すごかった・・・














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